こんにちは。kamaxです。
前回の記事では、
イベントの途中で抜けた
私に、
激怒されたお客様が店に
来られて、
社長の前で怒鳴られた、、
という所まででした…。
会社での立場が更に
悪化した私は、
もう力の入らない毎日を
過ごしていました。
それでも会社は休みません
でしたよ、負けになると
思ったので。
また翌月のイベントの日が
近づいて来ました。
前回のイベントで、
お客様とあれだけ
トラブルになったにも
かかわらず、
社長はまだ私を
イベント担当に置いて
いました。
その時は毎月のイベントも
苦痛で、担当から外して
欲しかったのですが、。
これは社長から与えられた、
乗り越えなければ
いけない試練
なのだろうと、
今月のイベントも
企画しました。
前回激怒されたお客様も、
リベンジしようと、
お誘いしました。
今月は山小屋を絡めず、
このお客様の近くの
山の林道を選択しました。
しかも、日曜日のみの
日帰りコース。
ハッキリ言って、この
お客様の為に企画した
様なイベント。
「今月のイベントは、私の
住所に近いけど、皆さん
遠くないのかな!?」
「皆さんは、その山の林道
は一回行ってみたいと
おっしゃってたので、
今月はここにしました」
「私は場所が近いし、その日は
休みだから参加するけど、
あんたもまた来るの!?」
「もちろん、参加します。
前回の埋め合わせも
させて頂きます」
「そうか、じゃあ、
楽しみにしてるわ!」
前回、山小屋のイベントに
参加した皆さんも、
もちろん全員お誘いしました。
私が前回のイベントで、
この一番年配のお客様を
怒らせた事、
今回はリベンジで、この
お客様の近所にイベントを
企画した事を、
正直にお話ししました。
せっかくイベントに参加
した仲間なんだから、
仲良くしたいと、
納得して参加されました。
ここは、良いお客様に
恵まれたと思います…。
さて、イベント当日。
私の住む所からは、
県を跨いで2~3時間
掛かりましたが、
今回はこの一番年配の
お客様を、満足させる
為のリベンジイベント!
気合いを入れてやって
来ました。
「皆さん、揃いましたか?
林道の入り口は、ここから
5~6kmの所にあります。
私が先導するので、後ろを
付いてきて下さい」
「あんた、また彼女も
連れて来たんかい!?」
そうです。また敢えて
彼女も連れて来ました。
この年配のお客様が、
気を悪くされるかも
知れなかったのですが、
こちらも休日である事、
彼女もイベントの仲間
にしたい事、
彼女が年配の人と仲良く
するのが得意な事、
以上を踏まえてです。
「確かに私の彼女ですが、
イベントの仲間なので、
連れて来ました」
「まぁ、エエわ。早く
そこに向って行こう」
今日選んだ林道は、かなり
フラットな、乗用車の四駆
でも走れる林道。
ジムニーが走れない訳が
ありません。
その日は、秋が深まった頃で、
山の斜面一面にススキが
キラキラと輝いて、
晴天にも恵まれ、
本当に気持ち良かった。
日頃のストレスが
吹っ飛びました…。
「皆さん、そこの左カーブ
を抜ければ、左手に広場が
あります。そこでお昼に
しましょう」
ここで、今日秘密の武器
の登場です。
彼女に朝早くから、おにぎり
を握ってもらいました。
全部で30個ほど。
大変だったけど、
よく握ってくれました。
ここは、彼女に感謝です、。
「うわっ、美味しいなあ!
あんた、ええ嫁さんになるで!
ほんで、旦那はあんたか!?」
「いえ、それはまだ分かりません」
彼女が、あんまりキッパリ
言うもんだから、皆大爆笑…。
私も、目を見開いて笑って
やりました。
その年配のお客様も、
おにぎりを食べながら、
楽しそうです。
良かった。リベンジ
出来たかな。
そんな充実感に満たされて、
晴天の下、キラキラと輝く
ススキ野原を眺めていると、
後ろで、
「ガジャンっ!!」
大きな音がしました。
すると、何とその年配のお客様の
ジムニーが、
横倒しになっているじゃ
ないですか!?
「どうしたんですか??」
「いや、この崖にちょっと
右タイヤをよじ登らせて、
屋根の上からススキ野原を
撮影してやろうと、
動かしたら、これや、、」
「それは大変ですよ、皆さん、
ちょっと手を貸して下さい!」
今日来たメンバーで、ちょっと
力のありそうな男性5人で、
「足入れるなよ!手を摘めるなよ!
ヨシッ、せーのー!」
ドサッ、、!
横転していたジムニーを、
何とか起こしました。
「皆さん、本当に有難う!
これで家まで帰れるわ!」
「〇〇さん、左側結構あち
こち凹みましたけど、
大丈夫ですか!?」
「凹み、傷はエエんや!
今日のええ思い出の証しに
置いとくわ」
「さすが、〇〇さん。伊達に
長く生きてないな~、長老!」
「誰が長老や!まだ俺も
還暦前やで!」
とにかく、皆さんと心から
笑いました。
秋の晴天と、ススキ野原の
綺麗さが、心を晴れやかに
してくれました…。
ちょうど日暮れも早くなる頃、
林道が真っ暗になると
事故をする可能性もあるので、
早めに山を下りました。
「皆さん、本日はお疲れ様
でした!ここで現地解散と
させて頂きます。
次のイベントは、また追って
連絡しますので、次も是非
ご参加下さい」
その林道のある山の麓の
コンビニで、
十数台のジムニーが続々と
出ていきました。
私はここから、また2~3時間
の帰路。どうせ遅くなるならと、
帰りの道中に「有馬温泉」が
ある事を知っていました。
「なぁ、今日はお疲れさん。
帰り、有馬温泉入って帰ろう」
「ええっ、嬉しい。温泉好き
やねん」
「そうなん、俺は10代の頃から
温泉をはしごする温泉マニア
やで。やっぱり、林道と温泉は
付き物や」
真っ茶色の有馬温泉に
浸かりながら、
今日の出来事を
思い返していました。
とりあえず、今日のイベント
は、無事成功でしょう!
そして、また翌月のイベント
が近づきました。
初めての、大規模イベント
への参加になります。
果たして、また無事に
終える事が出来たのか?
トラブルは無かったのか??
続きは、次回の記事で、、。
〇「今現在SJ~、JA~型式のジムニー
に乗っていて、こんな改造をしようか
悩んでいる」とか、
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部品ってどうなの!?」
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しかも「ジムニー専門店」に10年弱
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