これまでの人生とジムニーの関係 その24


怒りの電話.jpg
こんにちは。kamaxです。
前回の記事では、
JCJ大阪支部のイベント
として、
木津川の河原での走行会
が大成功した、
という所まででしたね。
(前回の記事は、こちら
そのイベントの終わりがけ
に突如かかってきた電話は、
最近メンバーに入られた
警察官のお客様からでした。
「お前、何であんな事言うたんや!」
余りの迫力と、剣幕に
しばらく言葉を失いました…。
それから、電話で話しは
続きました。
「お前、Aさんの元旦那に
話したらしいな!俺らの事は、
あいつに何も言わんでエエねん!
プライベートな事やろ!
何でお前が首突っ込むねん!」
その方が怒っている事は
すぐに想像が付きました。
Aさんとは、一緒に早くから
メンバーに入った、
シングルマザーのお客様で、
一人の娘さんを育てています。
その元旦那様は、古くから
の当店のお客様で、
先日車検の受け付けの時
にちょっとお話ししました。
「最近、あの人どうしてるか、
 知ってる?」
「ああ、最近当店でJCJ大阪支部
を立ち上げて、もう一年ぐらい
イベント活動をしているんです。
Aさんも、初期の頃から加入されて、
一緒に活動されてますよ。
富士山も一緒に行ったし」
「そうか…。そんなにあいつ、
活動的やったんか。
一人で富士山までジムニー
運転して、横に娘乗せて」
「はいっ、Aさんのお子さん
も大人しくていい子ですね。
滅多に泣かない。」
「あの子は小さい時から、
あんまり泣かない子でね〜。
最近あんまり会ってないか」
ちょっと、元旦那のAさんも、
涙ぐんでらっしゃいました…。
「で、最近Aさんは、誰かと
噂があったりする⁉
新しい人が出来たとか」
「最近メンバーに入られた
警察官の方とは仲がいい
みたいですよ、
そういう仲かどうかは
知らないですけど」
「そうか、早いな〜、女は。
俺なんかまだショックが
抜けきれず、仕事も辞めたのに。
そうか、そうか…」
うわっ、言ってしまった…!
後悔先に立たず。
私は、ただこの元旦那様を
安心させようと、
つい、口走ってしまいました、、。
「○○さん、教えてくれて有難う。
安心した。ちょっと復縁を持ち
かけようか考えてんやけど、
止めとくわ。
もう、キレイさっぱり、
諦めよう!」
たった今納車したジムニーは、
ちょっと勢いよく公道に
出て行きました。
〜その事を多分、Bさんは
怒っているのだろう。
これは、私も怒られても仕方ない。
「申し訳ありません。私が
余計な事を言いました。
確かにプライベートな事ですし、
私はあの元旦那様には
伏せておくべきでした」
「そうや、お前が余計な事を
言うから、
『警察官と仲が良いんだって』
とか変なメールがあの人に
入るんや!何であいつが
知ってんねん!」
「大変失礼な事を言いました。
重ねてお詫びします」
「お前、もしこれであの人
に何か被害が起きたり、
ストーカーまがいな事件が
あったら、容赦せんからな!」
凄い剣幕で電話があった後に、
また無理矢理笑顔を作って、
メンバーの皆さんの所に
行きました。
「何や、○○ちゃん、会社で
何か問題でも起きたか⁉」
さすがの支部長。
敏感に察知されました。
「まぁ、そんなとこです」
「エエやん、今日は忘れようや!
こんなに皆んなも楽しんでるし」
「そうですね。今日は
忘れましょう!」
忘れられる訳がありません…。
はっきり言って、こんなに人に
怒鳴られた事はありません、、。
イベントは無事に終了。
毎回の恒例で、
皆さんとは現地解散しました。
帰ってから、早速パソコン
を開きました。
当時、この「JCJ大阪支部」
で掲示板を立ち上げていました。
今で言う所の、LINEや
chatworkの様なものです。
Aさん宛てに掲示板に、
私個人のメールアドレス
を書き込みました。
こちらにメールを下さいと。
すると、私のケータイに
電話がかかってきました。
Aさんからでした。
「○○さん、こんばんは。
メールアドレスを書き込んで
くれたんやけど、
私まだよく分からんから、
結局電話したわ」
「ああ、こんばんは。Aさん。
そうですね。私も流行りに
乗ろうとちょっといいカッコ
しました。電話の方が早いですね」
「そうよね〜、すぐに話し
が出来るし。
それで、どうしたの?」
「いや〜、今日は木津川で
走行会したんですけど、
終わりがけに、Bさんから
電話がありまして。
もの凄い剣幕で怒られたんです」
「えっ、何で⁉どんな用件で?」
「あの〜、言いにくいんですが、
元旦那さんから何かメールが
あったんですか?
その内容を伝えたのはお前か!
という感じで」
「あぁ〜、その事を。確かに
メールは来たけど、私、
今でも元旦那とは電話するしね。
Bさん、警察官やから、
余計な想像をたくさん
するんとちゃう⁉」
「本当にすいませんでした。
この前ちょうど旦那さんのジムニー、
車検でして。
その時にちょっと聞かれて、
涙ぐんでいらしたんで、
つい安心させようと、
余計な事を言いました」
「ハッハッハ!元旦那は
ストーカーなんか出来る様な
男やない!小心者やから。
Bさんには私から言っとくから、
ゴメンネ〜、私らの事で
嫌な思いさせて」
「いやいや、私が人の
プライベートな事を
旦那さんに言ったから、
こうなったし。
Bさんが怒るのも当然です」
「まぁ私も、元旦那にBさん
の事言ってなかったから。
旦那にも電話しとくわ。」
「そうですか。宜しく
お願いします。
この度は、本当に申し訳
ありません。
口は災いの元ですね」
「別にエエよ。私は気にして
ないし。
一緒に富士山行って、
泥にまみれた仲やないの。
また今後、良い報告が
出来ればいいけどね」
「その時は是非、お祝い
させて下さい。
クラブがきっかけで、
ご縁があったなら、
こんなに嬉しい事はない!」
その後は、和やかな雰囲気
で電話が終わりました。
良かった〜、ホントに。
Aさんが話しの分かる人で。
また翌日に、その警察官の
Bさんからケータイに
メールがありました。
怒った勢いで、偉そうに
言ってスミマセンと。
私からも、プライベート
な事を言いまして、
スイマセンと、
メールで返しました。
是非またイベントに来て下さい、
それと、良い報告を待ってますと。
さぁ、わが「JCJ大阪支部」
も、かなり繋がりの濃いクラブ
に成長した様に思いました。
今後、クラブはどうなっていくのか⁉
私の、会社での立場は変わるのか?
続きは、次回の記事で、、。

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