一番愛した車、「ジムニーSJ30」


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こんにちは。kamaxです。
今日は、私が一番愛した車、「SJ 30」
について書きたいと思います。
私が「ジムニー専門店」に勤めていた頃、
ほぼ全ての型式のジムニーを
乗り継いできましたが、
中でも一番愛せて、お気に入りだったのが、
「ジムニー、SJ 30」です
エンジンは当時でも珍しい、2サイクル。
3気筒もありながら、キャブレターは1つ。
その上に純正のエアクリーナーボックスが
付いているのですが、
K&Nの原付用エアフィルターに
交換していました
マフラーチューンは、2サイクルなので、
「チャンバー」を交換します。
各ジムニーショップが、2スト用の
オプションパーツとして、
「チューンアップチャンバー」を
出していました
更に、私の会社の
「ステンレスエキゾーストマニホールド」
に交換していました。
排気音が好きでしたね~。
パランッパランッって。
2サイクルなので、オイル交換も
必要ありません
原付みたいに、2サイクルオイルを
入れておくボトルケースがあるのです。
こだわって「カストロール」を
入れていました
すると、排気の匂いが微妙に甘い香りが
するのです。バニラエッセンスのような…。
キャブレター車なので、
燃調も色々やりました。
バイク屋さんに行って、
ニードルやらジェットやら、
形状の合うものを買って、取り付けて、
吹け上がりや車速の伸びをテストする、、。
なかなか合いませんでしたよ。濃かったり
、薄かったり、アイドルが不安定だったり、
高回転で頭打ちしたり。
朝まで近所の国道を走り回っては、
コンビニでボンネットを開けて、
キャブを調整して。
スクリューを開いたり、絞ったり。
もう夢中でした、、
「ジムニー」はそういう車でした。
私より先輩の方は、昔乗った、
知り合いが乗っていた、
友達が乗っていたなど、
どこかで触れている方が多かったです。
中には、私の様に何台も乗り継いでいる
マニアも多い。
とことんまでいじれるし、山や川で
無茶苦茶出来るし、
その気になればレースにも出られる。
大人のいいオモチャです。
サスペンションを変えて、シートも
レカロを2脚揃えてね。
前後バンパーも交換、ロールバーも
入れて、助手席に液晶テレビまで
埋め込んでいました。
私の妻は、よくそれを見ていました。
あと、ジムニーマニアなら
分かると思いますが、
後ろのデファレンシャルギアを
ガチガチに溶接して、
完全にロックしていました
何故そんな事をするのか?
オフロードを走るときに、
タイヤが浮いても楽に
クリア出来るのです。
結構エグい地形や、かなり急な坂など、
楽に走り抜けましたよ。
オンロードも面白いのです。
簡単にドリフトするので。
よく峠道でケツふってましたよ。
一度オフロードコースのイベントで、
2階建ての様なランクル80が
クリア出来なかった地形を、
私のジムニーが楽にクリア出来たときは、
本当にスカッとしました
オフロードでは、改造費をかけるよりも、
「軽さ」が武器なのです
オンロードでは、30馬力も無い車で、
本当にゆっくり走りましたが、
オフロードへ持ち込むと、あらゆる地形を
クリアするもので、輝いていました。
快感ですよ。
車好きのあなたには、ぜひ一度乗って
もらいたい「ジムニー SJ 30」
この次の型式から4サイクルの
インジェクション車になるので、
古いバイク感覚でいじれるのは、
このSJ30までなのです。
ハマりますよ、楽しいので
1日の半分はこの車の事を考えていました。
次はあれしよう、これしようと。
今回は独りよがりな記事で
申し訳ありませんでした。
懐かしさに浸らせてもらいました。
20代の頃の、良い思い出です

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